ニュース 電子 作成日:2017年10月16日_記事番号:T00073373
14日付経済日報が外電の報道を基に伝えたところによると、クアルコムが開発を進めているとされる次々世代旗艦SoC(システム・オン・チップ)「スナップドラゴン855」は、台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスを採用して2019年に発売されるとの観測が出ている。
クアルコムは14ナノ採用のスナップドラゴン「スナップドラゴン820」、10ナノ採用の「835」でサムスン電子に生産委託先を変更したが、7ナノ製品では長年提携関係にあったTSMCが受注を奪還するとの見方が早くから出ていた。
外電によると、クアルコムのエンジニアがビジネス特化型SNS(交流サイト)、LinkedIn(リンクトイン)のプロフィールに「『sdm845』と『sdm855』の開発に従事」と書き込んでいた。それぞれ「スナップドラゴン845」と「855」を意味し、クアルコムが既に「855」の開発に着手していることを示すとみられている。
スナップドラゴン800シリーズはクアルコムにとって最上位製品に位置付けられ、通常スマートフォン大手が旗艦機種に採用する。スナップドラゴン855受注が事実となれば、TSMCの業績にプラスとなる。
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