ニュース その他製造 作成日:2017年10月17日_記事番号:T00073402
紡織業界の見本市、台北紡織展(台北イノベーティブ・テキスタイル・アプリケーション・ショー、TITAS)が16日、台北世界貿易センター南港展覧館で開幕した。業界大手の▽遠東集団(ファーイースタン・グループ)▽台南紡織(台南スピニング)▽儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)▽宜進実業──の各社トップは、来年の景気は今年より良くなり、川中~川下業者の業績は川上業者を上回るとの見方を示した。17日付工商時報が報じた。
TTFの詹正田董事長(左4)は、台湾の紡織業界はハイテク創新産業への転換に成功しており、海外のスポーツやアウトドアブランドに機能性生地が採用されていると指摘した(16日=中央社)
台南紡織の侯博明董事長は、今年は下半期から受注が増え始め、景気回復を実感していると説明。特に川下顧客から、多品種少量生産の製品に使用する特殊用ポリエステルチップの受注が増えており、同社は年末に生産能力を拡大する計画だと明らかにした。
エクラットの洪鎮海董事長は、同社の業績は来年第1四半期から成長すると予想。また、来年第2四半期にジャカード編み機が量産後、同年末まで好況が続くとの見通しを示した。
中華民国紡織業拓展会(紡拓会、TTF)は、台湾繊維業界は昨年、衣料ブランドの在庫増で業績が低迷したが、今年1~9月の製品輸出は前年同期比でプラス成長となっていると説明。衣料ブランドの事業成長に伴い発注が拡大する見通しで、今年通年、来年の輸出は前年を上回ると予想した。
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