ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年10月18日_記事番号:T00073427
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)の劉季剛総経理は17日、欧米、日本経済が引き続き回復しており、来年の世界の鋼材需要は予測を上回ると、楽観見通しを示した。18日付工商時報が報じた。
世界鉄鋼協会(WSA)の予測によると、2017年の世界の鋼材需要は16億2,200万トン、18年は16億4,800万トンに上る見通しだ。WSAは、今年の世界の鉄鋼市場は上向いており、予想を上回る好調となっているが、トルコなど中東、北アフリカ市場は需要が依然低迷していると指摘した。18年については中国需要は減速するが、その他地域は現在の需要が続くと予測した。
CSCの翁朝棟董事長は今後の市況について、中国の生産能力削減政策が計画通りに実行されるかによるとの見方を示した。同政策が実行され、さらに環境保護を目的とする生産制限が加われば、見通しは明るいと語った。
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