ニュース 石油・化学 作成日:2017年10月18日_記事番号:T00073431
力麗集団の郭紹儀董事長は、70億台湾元(約260億円)を投じ、彰化県の芳苑工業園区に食品包装などに使われる二軸延伸ナイロンフィルム(BOPA)の工場設置を進めていると明かした。年産能力は4万8,000トンで、市場価格を基に試算すると年産額は4,200万米ドル。同社にとって初の食品包装用製品で、1本目の生産ラインは来年第1四半期の試験生産を目指す。18日付経済日報が報じた。
力麗集団は、1本目の生産ラインが稼働した1年後に2本目の生産ラインを投入すると説明。早ければ2019年の設置を見込む。
郭董事長は、BOPAは毒性がなく、耐熱性、真空性に優れているとアピール。当初は台湾市場向けが中心だとした上で、輸入製品には6.5%の関税がかかるため、同社製品はコスト面で高い競争力があると強調した。台湾市場では現在、BOPAは全て輸入に頼っており、年間輸入量は4,000~4,500トンだ。
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