ニュース 商業・サービス 作成日:2017年10月18日_記事番号:T00073436
百貨店大手、遠東そごうは17日、開業30周年記念イベントを開催した。遠東集団の徐旭東(ダグラス・シュー)董事長は、遠東そごうは今後▽バーチャルリアリティー(VR)/拡張現実(AR)▽人工知能(AI)──など最新の技術を活用した小売りのデジタル化時代を迎えると説明。その上で、今後30年でさらに12店をオープンすることは問題ないと表明した。18日付工商時報が報じた。
徐董事長(右)は、ネット通販の拡大により百貨店は苦境に立っているが、顧客満足を優先して需要に応えれば、成長可能だと述べた(17日=中央社)
遠東そごうは1987年11月に当時「太平洋崇光百貨(太平洋そごう)」としてオープンした1号店の台北店忠孝館で記念イベントを開催した。そごう・西武など提携企業の関係者390人余りや入居ブランド47社の関係者らが出席した。
徐董事長は、延べ床面積が1万坪にも達する百貨店を無人店舗にすることはできないが、アイスクリームや弁当などのテナントは将来的にAIに取って代わられる可能性があると話した。
徐董事長はまた、台湾全土で苗木3,000本を植えると表明し、遠東そごうの若返りを願った。
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