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遠銀のハッキング被害、北朝鮮の手口に酷似


ニュース 金融 作成日:2017年10月18日_記事番号:T00073438

遠銀のハッキング被害、北朝鮮の手口に酷似

 遠東国際商業銀行(遠銀)の送金システムが今月3日にハッキング被害に遭い、合計6,010万4,000米ドルが中継銀行を介し、海外に不正送金された事件で、英国の情報セキュリティー業者、BAEシステムズは「手口が北朝鮮のハッカー組織『ラザルス』に似ている」との見方を示した。18日付蘋果日報が伝えた。

 BAEは国際銀行間通信協会(SWIFT)経由の送金システムにウイルスを埋め込む手口が、ラザルスによるポーランド、メキシコなどでのハッキング事例と似ていると指摘した。

 ただ、台湾の警察当局は現時点で北朝鮮のハッカー組織による犯行を示す証拠はないとしている。内政部警政署刑事警察局は「ハッカーが使用したオランダ、米国の中継サーバーを調べているが、北朝鮮のIPアドレスは見つかっていない」と説明した。