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頼行政院長「両岸関係の進展期待」、中国党大会開催で


ニュース 政治 作成日:2017年10月18日_記事番号:T00073444

頼行政院長「両岸関係の進展期待」、中国党大会開催で

 中国共産党の第19回党大会開幕を前に、頼清徳行政院長は17日、「大会の成功をお祈りする。習近平国家主席の指導の下、両岸(中台)関係が新たな進展を迎えることを希望する。両岸交流と協力はさらに深めることができる」と発言した。18日付工商時報が報じた。

 頼行政院長は一方で、「大陸(中国)の指導層には、両岸交流の事実を見てほしい。台湾を封鎖したり、特定のグループを支持して内部分裂を図る手法は見当違いだ」と注文を付けた。

 中国共産党の5年に1度の党大会は18日に開幕し、24日まで開かれる。台湾の関係者からは、圧力と懐柔を併用する中国の対台湾方針に変化はないとみられるものの、中国共産党創立100年(2021年)、中華人民共和国建国100年(2049年)の「2つの100年」の大目標に台湾問題が入れられるか、すわなち台湾へのアプローチ手法に変化が生じるかを見極めなければならないとの指摘が出ている。