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大同の経営権争い、現経営陣が勝利


ニュース その他分野 作成日:2008年5月12日_記事番号:T00007347

大同の経営権争い、現経営陣が勝利

 
 大同公司で林蔚山董事長派と中華映管の林鎮弘前董事長(林蔚山董事長の弟)派が経営権を争っていた問題で、林鎮弘派は株主に委任状を求めることを断念し、林蔚山派が経営権を守ることが確実になった。10日付経済日報が伝えた。

 林蔚山派は現経営陣に留任を株主に求めるほか、社外取締役として中国鋼鉄の林文淵董事長を招く方向だ。

 現経営陣はまた、これまで15人だった取締役会の定員を董事9人、監事2人の計11人に減らし、林鎮弘派による経営権への介入を防ぐことを計画している。

 大同公司は6月11日に定時株主総会を開き、役員改選を行う予定。「兄弟対決」として話題になった同社の経営権争いは、弟の林鎮弘氏が土俵から下りる形で決着し、改選は順調に行われる見通しとなった。