ニュース 社会 作成日:2017年10月19日_記事番号:T00073473
台北陸上競技場で今月10日、サッカー・アジアカップ予選の台湾対バーレーン戦が行われ、格下の台湾代表が試合終了間際に2点を奪って鮮やかな逆転勝利を収めた。その結果、16日に国際サッカー連盟(FIFA)が発表した最新の世界ランキングで台湾は151位から143位に順位を上げ、過去最高位を更新した。
2019年1~2月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるアジアカップ本大会に向け、現在、各地で予選が行われているが、▽バーレーン▽トルクメニスタン▽台湾▽シンガポール──の4カ国・地域で戦うグループEで1勝2敗の台湾は10日、世界ランク118位(当時)のバーレーンとの一戦を迎えた。
台湾代表は9月5日に行われたアウェイでのバーレーン戦で5対0の大敗を喫しており、日本人の黒田和生監督を解任。その後、同月15日に英国人のゲーリー・ホワイト監督(43)が新たに就任したばかりだ。今月5日に行われたモンゴルとの親善試合では4対2と快勝してホームでの第4戦に臨んだ。
しかしこの試合ではバーレーンが前半17分に先制点を挙げた後、双方に得点が入らないまま後半も残り数分まで時計の針が進み、台湾の3敗目は決定的とみられた。ところが後半44分過ぎ、ディフェンダーからゴール前に送られたボールをチームのキャプテンでミッドフィールダーの陳柏良が押し込み、土壇場で同点に。さらにアディショナルタイムに入って2分ごろ、左からの折り返しにトルコからの帰化選手でフォワードの朱恩楽が頭で合わせ、逆転に成功。そのまま逃げ切って見事、2勝目を挙げた。
就任1カ月で大仕事を成し遂げたホワイト監督は、「魔力を使えるわけではない。選手の努力の結果だ」とコメントした。
現在、台湾は4試合を終わって勝ち点6のグループ3位につけており、残りのトルクメニスタン、シンガポール戦の結果、上位2位に食い込めば本大会に出場し、日本代表と対戦する可能性も出てくる。今回の勝利で波に乗ることができるだろうか。
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