ニュース 運輸 作成日:2017年10月20日_記事番号:T00073493
トラブル続きの遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)が9月に不可抗力以外の理由で127便を欠航していたことが分かった。欠航便数は運航便数全体の12%に達する。20日付蘋果日報が伝えた。
遠東航空は7~9月に236便を欠航したが、天候不良や航空管制上の理由を除くと、149便は欠航の責任が遠東航空にあった。
遠東航空は交通部民用航空局(民航局)が同社の飛行時間数を制限したためだとしているが、学識者からは「経営危機を示すシグナルではないか」との声が上がっている。
遠東航空をめぐっては、恒常的な出発遅延に加え、操縦士が乗務前のアルコール検査に引っ掛かったり、解雇された客室乗務員をめぐる労使対立などさまざまな問題が伝えられている。今月10日には台北松山空港で同社の旅客機2機が格納庫内で接触し、15便に遅れが出たばかりだ。
民航局は今年3月、故障頻発を理由に、遠東航空の月間飛行時間数を1,300~1,350時間に制限していた。
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