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高速バスが「流血戦」、台北〜高雄350元に


ニュース 運輸 作成日:2008年5月12日_記事番号:T00007350

高速バスが「流血戦」、台北〜高雄350元に

 
 長距離バス会社の統聯客運、国光客運は12日、平日の昼間限定で台北~台南を300台湾元(約1,000円)、台北~高雄を350元に値下げした。台湾高速鉄路(高鉄)のオフピーク割引の実施に伴い、高速バスは深刻な「流血戦」を強いられている。10日付経済日報が報じた。 

 白徳存統聯客運総経理は、「高鉄のオフピーク割引で、高速バスの乗客は10%減少した」と指摘している。また、今回の大幅値下げは、ライバル業者の和欣客運が台北~高雄を710元から460元へと値下げしたことに追随するものだと説明した。

 高鉄は6月30日まで、月曜日から木曜日までビジネス席を最高で36%、指定席を20%、自由席を28%割引している。現在、7~8月の夏休み割引を計画していて、割引期間を延長する可能性もあるという。