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モセルの太陽電池第2工場、あす着工


ニュース その他製造 作成日:2008年5月12日_記事番号:T00007360

モセルの太陽電池第2工場、あす着工

 
 太陽エネルギー産業での展開を加速する茂矽電子(モセル・バイテリック)は、あす(13日)、太陽電池第2工場のくわ入れ式を予定している。今年第4四半期に試産に入る予定で、同社では今後、太陽電池事業が成長の柱となると見込む。12日付蘋果日報が報じた。

 茂矽によると、第2工場は新竹県湖口郷の唐栄科技園区内に位置し、敷地面積は3,000坪を擁する。最終的な生産能力は200メガワット(MW)を計画しているが、まず100MWラインを1本設置する予定で、9月には工事を終え設備を設置する。

 茂矽は現在、既存のウエハー工場を利用して30MWの太陽電池生産ライン1本を設置しており、単月売上高は2億元前後で同社全体の約半分を占める。第1四半期、2本目の30MWラインを設置、4月に試産を開始したため、証券会社では第2四半期は単月で最高2億元の売上高増につながると予測している。

 また、3本目となる新工場の100MWラインが量産に入れば、生産能力は現在の2.6倍を超える計160MWとなり、売上高も3倍前後成長するとみられる。