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遠雄集団、高雄市に遠雄人寿本部ビル建設


ニュース 建設 作成日:2008年5月12日_記事番号:T00007361

遠雄集団、高雄市に遠雄人寿本部ビル建設

 
 建設大手、遠雄企業集団の蔡宗易副総経理によると、同集団は高雄市のランドマーク、東帝士85国際広場ビル(高雄市自強三路)のそばに50億台湾元(約168億円)以上を投じて60階建て高層ビルを建設する計画だ。同ビルはグループ保険会社の遠雄人寿の南部総本部とする予定だ。12日付工商時報が報じた。

 現在高雄市は、台湾高速鉄路(高鉄)、都市交通システム(MRT)がともに開通し、南北の距離が縮まった。馬英九次期総統も鴻海精密工業に高雄での工場設置を求め、高雄軟体(ソフトウェア)園区への企業誘致が加速している。同集団黄志鴻執行副総経理は、「現在高雄の不動産市場は潜伏期を抜け出した」と指摘した。

 国揚実業も、高港に面した高雄漢来大飯店(高雄市前金区)そばに地下5階、地上37階、一戸当たり110~260坪の高級マンションを9月から分譲予定としている。彭邵齢同社副総経理によると、正式分譲前にもかかわらず、既に一坪当たり50万元という高雄不動産市場最高額で数件予約が入っているという。