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マザーボード4社、4月売上高は低調


ニュース 電子 作成日:2008年5月12日_記事番号:T00007367

マザーボード4社、4月売上高は低調

 
 第2四半期がオフシーズンに当たる影響から、華碩電脳(ASUS)、精英電脳(ECS)、微星科技(マイクロスター・インターナショナル)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)のマザーボード大手4社の4月売上高は、ノート型パソコン(ノートPC)の出荷が小幅成長をみせた華碩で前期比2%の小幅成長だったほかは、精英と技嘉で同12%前後の減少、微星で同21%減と低調に終わった。10日付工商時報が報じた。

 業界関係者によると、第2四半期マザーボードの出荷量は前期比10~15%の減少となった。さらに米グラフィックIC大手、エヌビディアが間もなく新製品を発売することから、3月末より安売りによる在庫消化を図っていることも4月のVGAカードの出荷に間接的に影響したとみられる。

 華碩の張偉明財務長によると、4月のマザーボードおよびグラフィックカードの出荷量は10~15%のマイナスだったが、ノートPC出荷台数は3~8%増となった。4月の売上高は20億元で、年成長率は19%となった。華碩では、4月は簡易パソコンEee PCの需要が好調だったが、バッテリー不足の影響で前月比小幅成長に留まったという。バッテリー不足は6月には解消するとみている。