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シンテックのタッチパネル、来年Q1に量産


ニュース 電子 作成日:2008年5月12日_記事番号:T00007369

シンテックのタッチパネル、来年Q1に量産

 
 先日静電容量式タッチパネルへの進出を表明した和鑫光電(シンテック・フォトロニック)が、早ければ来年第1四半期より量産に入れるという見方を示している。11日付工商時報が報じた。

 同社は第5世代ラインで3.5インチパネルから着手する計画で、第5世代1,200×1,300ミリのガラス基板からは3.5インチであれば288枚の3.5インチパネルの切り出しが可能。当初は単月のガラス基板投入枚数として7,000枚から1万枚を想定している。5インチ、7インチ型のタッチパネルにも取り組む方針だ。

 業界関係者からは、ガラス基板投入が1万枚、単月のタッチパネル生産枚数は230万枚、良品率80%として、3.5インチ型は1枚当たりの販売価格が350米ドルのため、単月で2億台湾元、年間で24億台湾元(約80億5,000万円)の売上増につながるという見方が出ている。

 なお、鴻海集団のパネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は今年、タッチパネルの売上高が月ごとに増加し、同分野の通年売上高は35億~40億元と台湾大手に成長する見通しだ。