ニュース 電子 作成日:2008年5月12日_記事番号:T00007370
中国のファウンドリー最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)が今月27日、台湾で初めて就職説明会を開催する。一級エンジニアおよび幹部クラスの人材を少なくとも30人獲得する方針だ。10日付経済日報によると、今年から費用計上化への制度改正により従業員への株式現物支給(分紅)が減少したこともあって、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)が人材流失を懸念している。
中芯によると、同社の従業員は現在1万1,000人、台湾出身者は高級幹部を筆頭に450人余りが在籍する。しかし、中芯や上海宏力半導体製造(GSMC)など中国半ファウンドリーはここ数年業績が上がらず、いったん就職した台湾人幹部が中国国内の他の半導体メーカーやシンガポールやマレーシアのメーカーに流れる傾向もあるという。
中芯の就職説明会は季克非副総裁が担当することが決まっており、同社の人材獲得への意気込みがうかがえる。
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