ニュース 電子 作成日:2017年11月2日_記事番号:T00073708
シリコンウエハー、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)、受動部品、NOR型フラッシュメモリーなどの電子材料・部品は来年も供給不足の解消が難しいとの見方が出ている。川下メーカーの出荷が影響を受ける見通しだ。2日付電子時報が報じた。
モノのインターネット(IoT)、クラウドサービス、拡張現実(AR)/バーチャルリアリティー(VR)、音声アシスタント機能付きスマート型デバイスといった製品の需要が高まる中、こうした製品に大量に必要となる電子材料・部品は今年、世界的に供給不足となっている。
DRAMは先進製造プロセスによる増産が見込まれるが、その他の電子材料・部品メーカーは世界金融危機で打撃を受けた経験から、まずは歩留まり率向上や生産効率の改善で対応し、生産能力の拡充は材料・部品価格の動向を見て検討するようだ。
通信業界では5G(第5世代移動通信システム)時代に向け、電子材料や部品の需要が高まると予想されており、供給不足が常態化する可能性がある。
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