ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

民進党主席選、蔡同栄氏が辞退


ニュース 政治 作成日:2008年5月13日_記事番号:T00007375

民進党主席選、蔡同栄氏が辞退

 
 18日(日)に行われる民進党次期主席選挙に出馬していた同党ベテラン立法委員、蔡同栄氏(72)が13日、選挙からの辞退を表明した。同選挙は今後、蔡英文前行政院副院長(51)と独立派の長老格、辜寛敏氏(81)の一騎打ちとなる。

 蔡同栄氏は、「辜氏とは路線が近く候補を一人に絞るべきだが、辜氏の出馬への意志は固く、後輩の私が身を引くことになった。今後は全力で辜氏を支援する」と語った。

 民進党内部をよく知る人物は、辜氏と蔡同栄氏はともに独立色の強い層が支持基盤となっており、このままでは両氏で票を食い合い、蔡英文氏に勝ち目がないとみて蔡同栄氏が撤退を決めたと解説している。

 民進党幹部によると、これまでの情勢は、若手の蔡英文氏支持が6割、辜氏支持が3割、蔡同栄支持が1割となっていたという。

 蔡英文氏のスポークスパーソン、邱議瑩立法委員は、「蔡同栄氏撤退により、選挙情勢に影響は避けられないが、党員がさらに自主性を発揮すれば、勝利は揺るぎない」と語った。