ニュース 電子 作成日:2017年11月6日_記事番号:T00073762
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長は4日、来年6月の引退前の最後の社内運動会に参加し、TSMCの創業後間もない1989年にサムスン電子の李健煕(イ・ゴンヒ)会長から引き抜きを持ち掛けられたエピソードを明かした。5日付経済日報が報じた。
張董事長(右)と張淑芬夫人(左)が運動会の会場に到着すると、従業員が握手を求めて取り囲んだ(4日=中央社)
張董事長はまた、今年11月末に従業員3万8,000人に特別賞与(ボーナス)を1人当たり1万2,000台湾元(約4万5,000円)、総額4億5,600万元支給すると発表した。
TSMCは今年設立30周年を迎えた。張董事長は来年6月に引退し、劉徳音(マーク・リュウ)共同執行長が董事長に、魏哲家共同執行長が総裁に就任する予定だ。張董事長は、▽モバイル端末▽高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)▽IoT(モノのインターネット)▽カーエレクトロニクス──の4分野がけん引し、TSMCは今後3年、5~10%の増収増益が可能だと述べた。
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