ニュース 電子 作成日:2017年11月6日_記事番号:T00073763
オーストリアの半導体ウェットプロセス生産装置メーカー、SEMSYSCOは、年末に台湾支社「勝思科技(暫定)」を設立すると表明した。台湾の顧客に対するサービスを強化するためだ。経済日報が報じた。
SEMSYSCOはここ3年余り、台湾では新微科技が代理店を務めていた。先月下旬に台北市で開催されたプリント基板(PCB)の国際見本市、台湾電路板国際展覧会(TPCAショー)では、ウエハーレベルパッケージ(WLP)、パネルレベルパッケージ(PLP)向けの電解めっき装置を展示し、PCB大手の注目を集めた。
勝思科技総経理に就任する蘇泳樺SEMSYSCOアジア地区董事総経理は、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が先進パッケージング技術、CoWoS(チップ・オン・ウエハー・オン・サブストレート)と統合ファンアウト型ウエハーレベルパッケージ(InFO-WLP)の量産を開始したことで、台湾内外の半導体パッケージング大手やPCBメーカーが先進パッケージング導入を進めていると指摘した。
中でもPLPの需要は2020年に大幅に高まると予想されており、SEMSYSCOが恩恵を受ける見通しだ。同社は既に台湾内外の複数の半導体パッケージング、液晶パネル大手と今後の提携について合意しているという。
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