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四川大地震、現地台湾企業の影響軽微


ニュース その他分野 作成日:2008年5月13日_記事番号:T00007377

四川大地震、現地台湾企業の影響軽微

 12日午後に中国四川省で起きたマグニチュード7.8の強い地震で、現地に進出した台湾企業への影響は軽微にとどまる見通しだ。
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 13日付経済日報によると、四川省に対する台湾企業の投資規模はさほど大きくなく、亜洲セメントの彭州拠点は点検のため操業を1日中断した上で、生産を再開する見通しだ。即席めん大手康師傅の工場は地震後操業がストップしたが、同社をはじめとする食品メーカーはむしろ災害復興による特需に期待している。セメント、ビニール管など建材に対する需要も増加が見込まれる。

 半導体業界では、インテルの成都にある半導体の封止検査工場に影響が懸念される。インテルのチップ出荷が滞る事態となれば、パソコンのサプライチェーンにも微妙な影響を与える見通しだ。

 一方、地震による通信網寸断で、四川省に滞在中の台湾人観光客数千人のうち、一部と連絡が取れない状況となっている。