ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月7日_記事番号:T00073800
商業発展研究院(商発院、CDRI)が6日発表した9月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は105ポイントで前月から変化なく、景気信号は7カ月連続で「黄赤(過熱傾向)」となった。商発院は、電子製品の需要増とクリスマス、年末年始向け需要で輸出が拡大し、卸売業の売上高が8,820億台湾元(約3兆3,000億円)と前年同月比6.7%増加したためと説明した。7日付工商時報が報じた。
商発院は、10月は米アップルの新型スマートフォン「iPhone8」の販売効果が予想を下回ったが、▽中秋節(10月4日)向けギフトの需要増▽百貨店の創業祭(週年慶)セール▽新車の販促セール──で小売業の売上高が伸びたほか、双十節連休(10月7~10日)で飲食業が潤ったとして、ISIは105ポイントを維持すると予想した。
11月は▽インターネット通販サイトの「独身の日(光棍節、11月11日)」特売セール▽欧米のクリスマス向け需要▽アップルのスマホ「iPhoneX」発売──で卸売業の輸出拡大が期待できると指摘。内需では▽百貨店の週年慶セール▽独身の日特売セール──の効果で小売業の増収が見込めるとして、11月、12月ともに景気信号は「黄赤」を維持すると予想した。
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