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人民元の偽造紙幣、調査局が注意呼び掛け


ニュース 金融 作成日:2008年5月13日_記事番号:T00007383

人民元の偽造紙幣、調査局が注意呼び掛け

 
 法務部調査局は12日、中台経済交流の活発化に備え、人民元偽造紙幣の見分け方に関する講習会を開き、注意を呼び掛けた。

 台湾には人民元紙幣の偽造拠点があるとされ、現在は台湾で人民元が流通していないため、主に東南アジアに持ち出され使用されているとみられる。しかし、馬英九新政権が人民元の台湾における交換を認める可能性が高まったことから、調査局は銀行、航空会社、ホテル、百貨店などの担当者を招き講習会を開いた。

 調査局担当者によると、人民元偽造紙幣はほとんどが100人民元紙幣で、台湾で過去4年間に押収された偽造紙幣は4億7,900万人民元(約16億1,000万円)相当に上った。

 基本的な見分け方としては、▽識別器で紫色の蛍光灯を当て、表の中間に浮かび上がる「100」という数字を確認すること▽視覚障害者向けの突起や肖像部の浮き出し印刷など手触りを確認すること──などを呼び掛けた。