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鉄鋼・金属
作成日：2008年5月13日_記事番号：T00007387
豊興の鉄筋公示価格、１トン３万１千元に
鉄筋大手、豊興鋼鉄は12日、鉄筋の公示価格を１トン当たり500台湾元引き上げ、３万1,000元（約10万4,000円）とした。依然、最高値が続いている。なお、実際の販売価格は３万500元のままのようだ。13日付蘋果日報が報じた。
同社はまた、形鋼の公示価格も800元、2.6％引き上げ１トン当たり３万900元とした。スクラップ鋼の調達価格も500元引き上げた。
豊興の公示価格は従来から市況よりも低く、２週連続で鉄筋価格を引き上げたものの、依然市場の実勢価格より500～1,000元の開きがあるという。
証券会社では、電気炉メーカーがスクラップ鋼価格の高騰への対応策として第３四半期よりビレットの減産に踏み切っても、コスト増が続く環境に変化はないため、鉄筋価格は当面高い水準を維持するとみている。
