ニュース 電子 作成日:2017年11月15日_記事番号:T00073950
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は14日、新工場建設向け設備投資505億台湾元(約1,900億円)余りを含む設備投資予算1,298億1,960万元を董事会で承認した。同社が南部科学工業園区(南科)で進める5ナノメートル製造プロセス向け新工場の建設が本格的に始動した形だ。15日付工商時報が報じた。
TSMCの5ナノプロセス用新工場は南科の12インチウエハー生産拠点「Fab14」内の40ヘクタールを超える用地で今年9月に着工している。今後、同拠点の第8~第10工場として3棟を建設する計画で、月産能力は9万~10万枚が見込まれる。設備業者によると、新工場建設の総投資額は2,000億元に上り、2019年上半期に完成し、20年に量産を開始する見通しだ。
なお新工場建設向けを除く資本予算792億9,510万元は、先進製造プロセスの生産能力拡充およびアップグレード、先進パッケージング(封止)プロセスの拡充などに充てる計画だ。
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