ニュース 医薬 作成日:2017年11月15日_記事番号:T00073957
バイオ新薬メーカー、中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)は14日、米食品医薬品局(FDA)からエイズ治療用の静脈注射剤「TMB-355」の審査期間を来年4月3日まで3カ月延長するとの通告を受けたと発表した。
これにより、TMB-355の発売時期は遅れる見通しとなり、14日の株式市場ではタイメドの株価が一時9.6%暴落した。
証券業界は「年末に感謝祭やクリスマスなどを控え、FDAは審査要員不足を理由に審査期日を延期したのではないか」との見方を示した。
新薬メーカーは、慢性的な赤字を計上しているところが多い上、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジック、旧基亜生物製剤)がMSCIの小型銘柄指数の構成銘柄から除外されるなどして、新薬銘柄の地合いは悪化している。このため、株式市場ではタイメドの新薬審査延長を受けて他の新薬銘柄も連れ安する展開となった。
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