ニュース 建設 作成日:2017年11月16日_記事番号:T00073978
金融持ち株会社、富邦金融控股の蔡明興董事長は15日、汚職事件などで事業が大幅に遅延している台北駅前の高層ツインビル「双子星大楼」建設計画について、来年3月に実施予定の競争入札に、台北の都市交通システム(MRT)を運営する台北大衆捷運(TRTC)と共同で臨むことで台北市政府捷運工程局と提携同意書を交わしたと明らかにした。16日付工商時報が報じた。
観測によると、TRTCは不動産開発・管理会社を設立し、同社を通じて双子星大楼計画の競争入札に参加する方針で、最近、提携パートナー探しに奔走していたとされる。提携対象には金融持ち株会社、生命保険会社、建設会社、ホテル、百貨店などが挙がっていたが、台北市政府が13%を出資する富邦集団が提携相手となる可能性が最も高いとみられていた。
なおTRTCは先ごろ、提携対象となる4社と提携同意書を交わしたと明らかにしたが、秘密保持条項を理由に具体的な企業名は公表しなかった。富邦金以外の3社について市場では、中華電信、および日本の三菱地所、JR東日本と伝えられている。
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