ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月16日_記事番号:T00073985
KDDIの子会社で、台湾最大の音楽ストリーミング配信サイトを展開するKKBOXは15日、音楽配信で中国2位の網易雲音楽(ネットイーズ・クラウド・ミュージック)と共同で、中国語の歌をPRする世界最大のプラットフォームを構築すると発表した。KKBOXの中国市場参入は日本、香港、シンガポール、マレーシアに続く海外5カ所目となる。16日付工商時報が報じた。
KKBOXと網易雲音楽は▽新曲のプロモーション▽コンサートツアー支援▽ミュージックビデオ制作▽マイナー歌手の支援──などの分野で提携する。
KKBOXの林冠群執行長は、ここ数年の音楽再生ランキングで上位に入るのは2000年前後にデビューした大物歌手の曲ばかりで、新人歌手が日の目を見にくいと指摘。異なるジャンルの曲が次々と生まれ、新たなスターが誕生する状況をつくらなければ、長期的に音楽の需要を高められないと説明した。
網易雲音楽の朱一聞執行長は、9月にKKBOXと実験的に新曲20曲のプロモーションをかけたところ、網易雲音楽の配信サイトで台湾の新人歌手、呉卓源(ジュリア・ウー)の『別哭了』の再生回数が当初の数百回から数百万回に跳ね上がり、中国市場で知名度を上げたと成功事例を紹介した。
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