ニュース 電子 作成日:2017年11月17日_記事番号:T00074006
中華電信は通信キャリア5社で最も遅れて、今月から第4世代移動通信規格(4G)の高音質通話サービス「VoLTE(ボルテ)」を導入した。2014年以降、キャリア各社がVoLTEを導入しているが、現時点ではユーザーには定着していないのが現状だ。17日付蘋果日報が伝えた。
VoLTEはクリアな音声や通話がつながるまでの時間が短いことなどが特徴だ。しかし、VoLTEによる通話は相手が同じキャリアを使用しており、VoLTEサービスを申請し、VoLTE対応のスマートフォンを使用していなければならないなど制約も多い。
台湾大哥大(台湾モバイル)の鄭俊卿総経理は「音声通話の主流になるかどうかは疑問だ」と自信なさげだ。
中華電信は導入時期の遅れについて「静かに機が熟すのを待っていた」と述べ、VoLTE対応機種が増えており、今後の技術トレンドになるのではないかと期待感を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722