ニュース 社会 作成日:2017年11月17日_記事番号:T00074019
台湾出身の人気プロ野球選手で、日本の読売ジャイアンツ(巨人)に所属する陽岱鋼選手(30)が15日、自身のフェイスブック(FB)ページに、同じプロ野球選手でかつてソフトバンクに所属した兄の陽耀勲選手(現ラミゴ・モンキーズ)に対し、自分に関するデマを週刊誌に売ったなどと強く非難し、絶縁状を突きつける内容の投稿を行った。陽岱鋼は東京ドームで取材陣に対し、大会前なのに自分の家族の問題が注目されることになってしまい、申し訳ないと改めて謝罪した(16日=中央社)
陽岱鋼については今年3月、「自分は豪邸に住みながら、父親を古い借家に住まわせており、これが原因で他の家族とも不和が生じている」などと指摘する報道が週刊誌によって伝えられた。他誌の取材によってこれはまったくのデマだったことが判明したが、陽岱鋼はこのほど、当時の報道は、兄と兄嫁が金目当てに情報を週刊誌に流したもので、その証拠をつかんだと示唆(しさ)。そして兄に対し、「乱れた生活をしても、もう自分には関係がないし、金銭の援助もしない」と絶縁を宣告した。
なお陽岱鋼は現在、16日に東京ドームで開幕した、24歳以下の日台韓代表が優勝を争う「アジアプロ野球チャンピオンシップ」にオーバーエージ枠で参加。台湾チームの主将を務めており、今回の騒動について「試合前に家族のもめごとで騒がせて申し訳ない」と謝罪している。
一方、兄の陽耀勲は弟からの絶縁状を受けて16日、自身のFBページに「なぜこんなことになったのか分からない」「週刊誌と接触したこともないし、誰とも金の貸し借りはない」などと反論。大会後に話し合って誤解を解きたいと表明し、「これまで通り声援を送る」と書き込んだ。
しかし、陽岱鋼はその後もメディアに対し「兄のFBは見ていないが、この問題についてはもう答えないし、兄と話し合うこともない」とかたくなな態度を崩していない。
陽岱鋼はプロ入り前、兄が所属していたソフトバンクへの入団を熱望していたが、ドラフト会議で日本ハムが交渉権を得ることが決まった際、涙を流して残念がっている。また今回、台湾代表への参加を決めた理由について今月はじめ、兄の所属チームであるラミゴ・モンキーズの監督が代表監督を務めていることを一番の理由に挙げたばかりだった。
それほど仲の良かった兄弟に、一体何があったのだろうか。
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