ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

スマートスピーカー用チップ、来年もメディアテックが独占状態


ニュース 電子 作成日:2017年11月20日_記事番号:T00074024

スマートスピーカー用チップ、来年もメディアテックが独占状態

 IC設計大手の聯発科技(メディアテック)は、音声アシスタント機能付きワイヤレススピーカー(スマートスピーカー)世界市場で70%以上のシェアを占めるアマゾンの「エコー」シリーズにチップを供給しているほか、グーグルの「グーグル・ホーム」向け受注も獲得し、さらに阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)など中国顧客とも新製品開発で協力を進めているとされ、2018年も市場を独占する状況が続く見通しだ。20日付電子時報が報じた。

 新製品の投入が相次ぐスマートスピーカーの市場規模は来年、今年の2倍に成長すると予想されているほか、プロジェクター機能の搭載も見込まれている。来年明けには中国で電子商取引(EC)業者などからホワイトボックス(中国語は白牌。ノーブランド、無名ブランド)製品が発売され、市場の拡大を後押しするとみられる。

 こうした中、中国の珠海全志科技(オールウイナー・テクノロジー)や瑞芯微電子(ロックチップ・エレクトロニクス)をはじめ、世界のIC設計業者がスマートスピーカー向けソリューションを手掛けている。