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四川大地震、台湾人ツアー客14人が依然不明


ニュース 社会 作成日:2008年5月14日_記事番号:T00007406

四川大地震、台湾人ツアー客14人が依然不明

 
 中国四川省で12日発生した大地震で連絡が取れなくなっていた台湾からのツアー客、4団体82人のうち、易遊網、凱越旅行社、明欣旅行社の3団体68人と14日午前、相次いで連絡が取れ無事が確認された。残りの1団体、祥鶴旅行社のツアー客13人、添乗員1人とは午後2時時点で依然連絡が取れていない。祥鶴旅行社は、成都から世界遺産に指定されている自然保護区、九寨溝へと向かう途中の茂県と汶川の間で動きが取れなくなっている可能性が高いとみている。14日付中国ラジオなどが報じた。

 中華民国旅行商業同業公会全国聯合会の姚大光理事長によると、現在約600人の台湾人旅行者が九寨溝内で足止めを食っている。外部との交通が完全に切断されてる状態で、ホテルなどで救援を待っている状態だという。

 聯合会の調べによると、現在四川省に滞在中の台湾人旅行者は合計1,958人、聯合会は既に全員のリストを把握しているという。対中窓口機関の海峡交流基金会(海基会)も中国海峡両岸関係協会(海協会)に対し、専用機による全員の帰台を要望した。

 中国国務院台湾事務弁公室の発表によると、今回の地震による台湾人の被害は現在のところ死者1人、けが3人だ。