ニュース 金融 作成日:2017年11月21日_記事番号:T00074062
中央銀行は20日、第3四半期の国際収支統計を発表。金融収支は169億3,000万米ドルの赤字となり、赤字は過去最長の29四半期連続となった。100億米ドル以上の赤字も17四半期連続で、29四半期の合計流出額は3,344億6,000万米ドル、台湾元換算で10兆700億元(約37兆6,000億円)となった。台北101ビルが174棟建てられる金額だ。21日付自由時報などが報じた。
中銀は、第3四半期の金融資産の主な流失原因は、台湾居住者による対外投資額が30億8,000万米ドルの純増となったためと説明。保険会社による海外証券の購入で、外国証券への投資が229億7,000万米ドル増加した。一方、外資による台湾株の売却で、非居住者による証券投資は103億1,000万米ドル減少した。
第3四半期の経常収支は前年同期比42億7,000万米ドル、26.3%の増加となった。商品貿易の黒字は229億米ドルで、前年同期比で34.6%増加した。
今年1~3四半期の経常収支の累計黒字は546億6,000万米ドル。金融収支の資産は451億6,000万米ドル増加して、中銀の準備資産は84億5,000万米ドル増加した。
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