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プリマックス、カーエレが第3の成長エンジンに


ニュース 電子 作成日:2017年11月22日_記事番号:T00074077

プリマックス、カーエレが第3の成長エンジンに

 コンピューター周辺機器メーカー、致伸科技(プリマックス・エレクトロニクス)の梁立省董事長は21日、カーエレクトロニクス製品が2019年以降、ICT(情報通信技術)製品、音響機器関連に続く第3の柱となると語った。22日付経済日報が報じた。

 同社は先ごろ、車載システム開発のベルファスト・ホールディングス(ケイマン諸島)の株式を37%取得し、筆頭株主となると発表している。

 統計によると、2030年に電気自動車(EV)世界市場規模は1億台と、現在の100万台から大幅に拡大する見通しだ。

 また梁董事長は、パソコンや携帯電話市場が飽和に近づく中、同社は製品構成を調整しており、音響機器関連はITより粗利益率が高いと語った。音響機器関連は、第3四半期の粗利益率が13.2%で過去最高、第1~3四半期利益の35%を占めている。14年に買収したスピーカーメーカー、ティンパニーが今年第4四半期より音響機器の組み立てに参入し、米国ブランドの音声アシスタント機能付きワイヤレススピーカー(スマートスピーカー)を手掛けている。音響機器関連の利益構成比は今後3年以内に50%まで拡大する見通しだ。