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大潭火力発電所、発電力増強に100億元


ニュース 公益 作成日:2017年11月22日_記事番号:T00074092

大潭火力発電所、発電力増強に100億元

 台湾電力(台電、TPC)は来年中旬、大潭天然ガス(LNG)火力発電所(桃園市観音区)の7号機に100億台湾元(約374億円)を投じて新たなコンバインドサイクル発電機を建設する計画を始動させる。2021年の商業運転開始を予定しており、7号機の発電出力は60万キロワット(kW)から100万kWに増強され、電力の供給不足に対する懸念解消に貢献する見通しだ。22日付自由時報が報じた。

 TPCはまた、大潭発電所で8号および9号発電機の新設を計画しており、それぞれ22年、24年の商業運転開始を予定している。両発電機が稼働すれば同発電所の設備容量は720万kWを超え、単一のLNG火力発電所としては世界最大規模となる。

 ただ同発電所にLNGを供給するための第3LNG受け入れ基地(観塘工業区)の着工が環境保護問題で遅れており、計画が予定通り進まない可能性もある。