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新光人寿、都市再開発顧問会社に出資か


ニュース 建設 作成日:2008年5月14日_記事番号:T00007414

新光人寿、都市再開発顧問会社に出資か

 
 生保大手の新光人寿は、台北市政府が出資する都市再開発顧問会社に最大で1,000万台湾元(約3,380万円、5%)を出資する方向で検討している。都市再開発事業での投資機会を探る上で有利と判断したもようだ。14日付工商時報が伝えた。

 台北市政府が設立を計画している都市再開発顧問会社は、資本金2億元で、台北市が40%、残りを生保会社、建設会社がそれぞれ30%出資する合弁形態が想定されている。

 同顧問会社は台北市政府が主導で設立されるため、保険業の資金運用と公共投資に関する審査方法に基づけば、保険会社は政策的な都市再開発事業に対し、行政院金融監督管理委員会(金管会)の認可なしで独自判断による投資が可能となる。投資金額が5,000万元以下で、リスクベース自己資本比率が200%以上であることが条件。

 同顧問会社は保険会社と建設会社による出資比率が1社当たり5%までに制限されている。このため、少なくとも保険会社6社と建設会社6社が共同出資することになる。