台湾茂矽電子（モセル・バイテリック）は13日、新竹県湖口郷の唐栄科技園区で太陽電池第２工場の着工式を行った。陳民良董事長は、太陽電池の生産規模について、「来年第１四半期に今年の３倍以上の200メガワット（ＭＷ）に達する」という見方を明らかにした。14日付工商時報が報じた。
太陽電池第２工場は今年第３四半期に完工し、第４四半期に年産100ＭＷまでの生産能力を実現する。来年第１四半期に第２段階として200ＭＷまでの生産能力拡張を行う。陳董事長はまた、第２工場がフル稼働となった時点で同じ200ＭＷ規模の太陽電池第３工場の建設に取り組む考えを示した。
このほか、電源管理チップの受注により６インチウエハー工場がフル稼働状態となっているため、この第２四半期の売上高は13億台湾元（約44億円）に達し、黒字転換が実現するという見方も示した。
