ニュース 運輸 作成日:2017年12月4日_記事番号:T00074293
中華航空(チャイナエアライン)は1日、台北(桃園)~ロンドン(ガトウィック)の直航便を就航させた。ロンドンへの直航便は台湾の航空会社で唯一。中華航空の欧州就航拠点としてはアムステルダム、フランクフルト、ウィーン、ローマに続く5都市目で、欧州路線が売上全体に占める割合が従来の8.5%から10%に高まるとみている。2日付経済日報などが報じた。
ガトウィック空港に到着した中華航空のロンドン便。従来乗り継ぎに必要だった3~7時間が短縮された(2日=中央社)
中華航空はかつて2010年から12年までロンドン便を運航していたが、原油高によるコスト増大で撤退していた。今回は5年ぶりの路線再参入となる。運航は毎週月曜日、水曜日、金曜日、土曜日の週4便で、エアバスのA350-900XWB機を使用する。ビジネスクラス31席、プレミアムエコノミー席31席、エコノミークラス243席だ。
交通部観光局などの統計によると、16年の台湾と英国の間の人の往来は延べ15万人で前年比約10%増加。今年1~8月は前年同期比27%増と拡大している。このうち観光客が5割、ビジネス客が2割で合わせて7割を占める。
何煖軒中華航空董事長は、欧州の次の就航拠点として、エール・フランスとの共同運航(コードシェア)で来春にパリに就航する計画を明らかにした。台湾の旅客の欧州への足がさらに充実するとしている。
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