ニュース 社会 作成日:2017年12月4日_記事番号:T00074300
行政院環境保護署(環保署)の統計によると、主な大気汚染物質のうち、PM10(粒子状物質)、PM2.5(微小粒子状物質)、窒素酸化物(NOx)、オゾン、硫黄酸化物(SOx)、一酸化炭素の濃度は過去10年間で低下していることが分かった。4日付自由時報が伝えた。
例えば、SOxの場合、2007年の平均濃度は4.79ppb(十億分率)だったが、昨年には3.03ppbまで改善した。NOxも07年の18.48ppbが昨年には14.11ppbまで低下した。
PM2.5の場合も、自動検測で13年の1平方メートル当たり30.3マイクログラムから昨年は同20.9マイクログラムに改善が見られた。
ただ、数値とは対照的に大気汚染が改善していないと感じている市民は多い。台湾健康空気行動連盟の葉光芃理事長は「環保署はデータを美化しているのではないか」といぶかる。中興大環境工学学科の荘秉潔教授は、環保署のデータは正確で大気汚染物質は確かに減少しているとした上で、「政府は科学的観測に基づき、汚染が深刻な季節は改善策を講じるべきだ」と指摘した。
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