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NAND型フラッシュメモリー、来年末に96層3D構造実現


ニュース 電子 作成日:2017年12月5日_記事番号:T00074309

NAND型フラッシュメモリー、来年末に96層3D構造実現

 NAND型フラッシュメモリー用コントローラーIC設計、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の潘健成董事長は16日、同製品の技術レベルが来年末には96層3次元(3D)構造の時代を迎え、容量は256/512ギガバイト(GB)まで向上するとの見通しを示した。5日付電子時報が報じた。

 NAND型フラッシュメモリー業界では今年、64/72層3D構造への移行が順調に進まない一方で、データセンターのストレージ需要が急速に高まったため、供給不足が生じ、価格の高止まりが続く不健全な状況に陥った。

 ただ潘董事長は、直近の2四半期は需給バランスが徐々に安定に向かっており、NAND型フラッシュメモリー価格の高止まりにより、128ギガバイトにとどまっているソリッドステートドライブ(SSD)の主流規格も来年上半期には上向くと予測した。

 またファイソンでは、NAND型フラッシュメモリー技術の移行に合わせ、SSDコントローラー用ICの技術向上も進めており。商機獲得に向けた準備は万全だと強調した。