ニュース 電子 作成日:2017年12月6日_記事番号:T00074330
ファウンドリー大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の黄崇仁執行長は5日、AI(人工知能)の拡大や通信業界における5G(第5世代移動通信システム)ネットワークへの移行に備え、台湾と中国にそれぞれメモリー工場を設置すると表明した。台湾工場の建設費は全て自社で賄うが、中国工場はパワーチップが技術を、現地パートナーが資金を提供することになるという。6日付蘋果日報が報じた。
黄執行長は、5G時代に入ればデータ転送速度は現在に比べ100倍となり、80回分のテレビドラマが1分でダウンロードできるようになると指摘。スマートフォンなどモバイル機器に保存されるコンテンツの主流は写真から動画へと変わり、現在のストレージ容量ではまったく不足するようになると予測した。
こうした中、パワーチップは半導体メモリーの受託メーカーとして「少量多様化」戦略を採用すると表明。現在既に多くの顧客から特定の製品、用途向けに設計されたメモリーの生産依頼を受けていると明らかにした。
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