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昇貿科技、台湾初の砂錫精錬工場稼働


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年12月6日_記事番号:T00074332

昇貿科技、台湾初の砂錫精錬工場稼働

 スズ製品メーカーの昇貿科技は5日、台湾初となる砂錫(さすず)精錬工場を桃園科技工業園区で稼働させた。来年上半期の量産を予定しており、当初はビレット状のスズを月300~500トン生産する。6日付工商時報が報じた。

 昇貿科技の李三蓮董事長は、これまでは海外からビレット状のスズを月500トン輸入してきたが、砂錫精錬工場の稼働により本業であるスズ溶接との垂直統合を図ることができると指摘。原料の確保と在庫管理の面でメリットがあると説明した。

 李董事長は、自社生産のビレット状のスズを使用することで本業のコストを削減できると説明。また、余剰生産能力を使用した自社ブランド製品の輸出に向け、ロンドン金属取引所(LME)での登録を計画していると明らかにした。