ニュース 電子 作成日:2017年12月6日_記事番号:T00074337
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が5日発表した統計によると、台湾の半導体製造装置の第3四半期出荷額は23億7,000万米ドルで前期比14%減、前年同期比32%減だった。台湾は韓国に次ぐ世界2位ながら、主要6カ国・地域で唯一前年割れだった。6日付工商時報が報じた。
業界関係者は、上半期にDRAMなど半導体メーカーの設備投資が集中したため、下半期は台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセス向けしか需要がなく、出荷額が減少したと指摘した。TSMC、聯華電子(UMC)、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)の生産能力増強に伴い、来年の設備資額は今年を上回ると予想した。
SEMIによると、全世界の半導体製造装置出荷額は前期比2%増、前年同期比30%増の143億3,000万米ドルで過去最高だった。
韓国の半導体製造装置出荷額は49億9,000万米ドル(前期比4%増、前年同期比139%増)で、2四半期連続の首位だった。メモリー供給不足が深刻で、サムスン電子やSKハイニックスのDRAM、3D(3次元)NAND型フラッシュメモリー設備投資が出荷額を引き上げた。
3位は中国で19億3,000万米ドル(前期比23%減、前年同期比35%増)だった。ファウンドリー大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)や紫光集団の12インチウエハー工場向けに来年も設備投資が増えそうだ。
4位以下は▽日本、17億3,000万米ドル(前期比11%増、前年同期比34%増)▽北米、15億米ドル(前期比22%増、前年同期比43%増)▽欧州、10億6,000万米ドル(前期比61%増、前年同期比100%増)──。
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