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エピスターのミニLED、来年Q2量産へ


ニュース 電子 作成日:2017年12月6日_記事番号:T00074339

エピスターのミニLED、来年Q2量産へ

 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の周銘俊総経理は5日、携帯電話用のミニLEDと垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)の量産をそれぞれ来年第2四半期に開始する計画を明らかにした。6日付工商時報が報じた。

 周総経理は、中国の携帯電話メーカーとミニLEDバックライトの開発を進めており、今月末に設計が完了する見通しと説明。6インチの携帯電話のディスプレイには数千個のミニLEDが必要だが、顧客がコスト削減のため搭載数の半減を希望しているという。ただ、中国の携帯電話メーカーの月間出荷台数は数百万~1,000万台に上るため、数億個のミニLEDの需要が見込めると話した。

 周総経理は、同社のVCSELは顧客10社が認証手続きを行っており、顧客が希望する6インチウエハーによる量産ラインを設置すると説明。窒化ガリウムVCSEL生産設備10台を来年第1四半期に導入し、第2四半期に量産する予定という。