ニュース その他分野 作成日:2017年12月6日_記事番号:T00074347
行政院主計総処が5日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.35%上昇した。6日付工商時報が報じた。
今年6月のたばこ税増税前の旧価格の在庫販売がほぼ終わったため、11月のたばこのCPI上昇率は27.27%と過去15年で最も高く、CPI全体を0.32ポイント押し上げた。この影響を除くとCPIはほぼゼロ成長だった。
主計総処綜合統計処の梅家瑗副処長は、CPI上昇率が低いのは、昨年11月は台風の影響が続き野菜・果物のCPIが高かったためと説明した。物価は安定しており、個人消費の鈍化の兆しはないと指摘した。
野菜・果物とエネルギーを除いたコアCPIは前年同月比1.3%上昇し、過去10カ月で最大の上昇幅となった。
また、コメ、鶏卵、豚肉など重要民生物資17品目の物価は前年同月比2.08%上昇した。このうち、砂糖や牛乳は5%以上上昇した。殺虫剤成分「フィプロニル」の残留問題で、鶏卵は14.43%下落した。
11月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比1.57%上昇した。
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