ニュース 電子 作成日:2017年12月7日_記事番号:T00074362
液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)の呉春発董事長はこのほど、日本の家庭用ロボット開発会社、グルーブX(本社・東京都中央区、林要社長)が実施するシリーズAラウンドの第三者割当増資に応じ、追加出資を行うと明らかにした。グルーブXに対しアムトランは昨年行われたシードラウンドの資金調達においても出資を行っている。7日付工商時報が報じた。
ソフトバンクのヒト型ロボット「ペッパー」の開発者、林要氏が創業したグルーブXは日本で高い注目を集めており、日本政府系ファンドの産業革新機構(INCJ)やトヨタ自動車なども出資を行っている。また同社への出資企業のうち、製造を本業とするのはアムトランのみとなっているため、将来、同社はグルーブXにとって重要な生産委託先となる可能性が高い。
なおアムトランは中国企業とロボットの開発を進めているほか、台湾の関連会社にも投資を行っており、今年から正式にロボットの量産を開始。第1弾として2,000台を出荷している。呉董事長は「2018年のロボット市場は萌芽期にとどまるが、20年には爆発的な成長を見せ、売上高に大きな貢献が見込める」と語った。
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