ニュース 電子 作成日:2017年12月7日_記事番号:T00074366
アップルのスマートフォン新機種「iPhone8」などを受託生産している和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長は6日、旧モデルは値下げで販売が拡大しており、工場の生産能力の3割以上を旧モデルに充てていると明かした。7日付工商時報が報じた。
童董事長は、iPhone全体では好調だと語った(6日=中央社)
大立光電(ラーガン・プレシジョン)や可成科技(キャッチャー・テクノロジー)などiPhone向け部品サプライヤーの11月売上高の低調や、12月の減収見通しを受けて、市場ではiPhoneX(テン)が予想ほど売れていないとの見方が出ている。
これについて童董事長は、最新モデルの動向ばかりに注目が集まっているが、旧モデルは値下げで購買意欲が刺激され、同社に追加受注が相次いでいると話した。
市場では、iPhone8は筐体を供給するキャッチャーや緑点高新科技(ジェイビル・グリーンポイント)の歩留まりが悪く、来年は鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)がサプライヤーに加わるとの観測が浮上している。童董事長はノーコメントで、キャッチャーは強く否定した。
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