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三井化学と台プラの中国合弁、リチウム電池向け電解液の生産増強


ニュース 石油・化学 作成日:2017年12月8日_記事番号:T00074394

三井化学と台プラの中国合弁、リチウム電池向け電解液の生産増強

 三井化学は8日、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)と折半出資の合弁会社、台塑三井精密化学(FMAC、中国・浙江省寧波市)で、リチウムイオン電池向け電解液生産ラインの設備能力を年間5,000トンへと従来の1,500トンから増強し、11月に稼働を開始したと発表した。

 三井化学は、リチウムイオン電池はノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末の普及に伴い市場が拡大、今後はプラグインハイブリッド車や電気自動車(EV)の普及が見込まれており、中国を中心にさらなる市場拡大が見込めると説明した。

 中国政府は2018年以降、自動車メーカーに対しEVなど環境負荷の少ない車両の一定規模の販売を義務付ける方針を示しており、リチウムイオン電池向けの電解液の需要も拡大が期待されている。