ニュース 医薬 作成日:2017年12月8日_記事番号:T00074396
台湾の国家生技医療産業策進会(生策会)、中国医薬創新促進会(PhIRDA)、香港生物医薬創新協会、マカオ国際中薬品質研究会の各バイオ医療関連団体は7日、地域を超えた共同開発や各地での臨床試験、実験データの相互承認などに関する協定を結んだ。ベンチャー企業が香港で株式上場により資金調達を行うことも支援する。8日付工商時報が伝えた。
生策会によると、各団体はそれぞれ資格を満たす製薬会社20社を推薦。それぞれの研究開発(R&D)力と既に臨床試験を進行中の新薬を生かし、認可の早期取得と世界市場への進出を目指す。
香港生物医薬創新協会の盧毓琳主席は「台湾は先端臨床医療と創新研究、欧米での新薬を発売する力があり、中国は世界が注目するバイオ医薬の研究開発を展開するほか、大規模な市場がある。香港はグローバル化した投資・資金調達環境を備え、マカオは国際的な革新のハブ、華人地区を結ぶ重要なハブだ」と指摘した。
現在中台の医薬品当局の公式ルートは閉ざされたままだが、今回の連携は中台間の新薬開発で新たな突破口となりそうだ。
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