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ソフトの違法コピー率、40%の短期目標達成


ニュース その他分野 作成日:2008年5月15日_記事番号:T00007443

ソフトの違法コピー率、40%の短期目標達成

 
 2007年の台湾のソフトウェア数全体に占める違法コピーの割合が、経済部の短期目標だった40%となった。昨年の41%からは1ポイントの下落。ビジネスソフトウェアの権利保護のための非営利団体、台湾ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)が14日発表した。
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 調査の対象となった108の国・地域の平均は38%で、台湾は全体では23位で、アジアでは日本(23%)、シンガポール(37%)に次ぐ3位だった。中国は前年と同じ82%だった。台湾の違法コピーによる損害額は前年比4,000万米ドル増の2億2,000万米ドルだった。

 台湾BSAの宋紅テイ共同主席(テイはおんなへんに是)によると、企業の違法コピー使用の通報のうち、退職した元従業員からが7割を占めるという。また、社会の知的財産権に対する意識の向上などが、40%の数値目標を達成した理由だと分析した。